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2018.10.12

分家住宅の売買

静岡市のハナシをします。

「農家住宅」「分家住宅」をご存知でしょうか。

今日は、「分家住宅」を取り扱います。

 

建物の建築が制限される市街化調整区域において、農家世帯の子孫が独立する為に特別な許可を取得して建築した住宅を分家住宅といいます。

分家住宅の所有者が亡くなった場合、相続がおこり、その住宅は相続人名義に変えることができます。
それに関しては特に問題はありません。

さて、ここからです。

「分家住宅は売買できるの?」 

  

結論から述べると、原則できません。

 

静岡市市街化調整区域内における開発許可の基準等に関する条例を見てみましょう。

条例第4条第3号で市街化調整区域での所有者の変更は、用途変更に該当することが述べられています。

所有者変更の用途変更は、ごく限られた場合にのみ認められます。

では、ごく限られた場合とは、どのような場合か。

静岡市市街化調整区域内における開発許可の基準等に関する条例施行規則を確認すると、第3条に売却理由に関することが挙げられています。

売却理由として、民事執行法によるその他の法令による競売や、事務所、店舗等に係る事業の廃止、債務整理のための建築物の売却その他やむを得ない理由として市長が認めるもの、のみ認められる場合があるということがわかります。

その他買い手側にも建物を求める合理的理由が必要とされます。

  

このように、分家住宅の売買は基本認められませんが、逆を述べれば、上記に該当する方は売却できる可能性があるということです。

上記に該当する方で、不動産屋に相談したけれども「分家住宅は売れない」と言われてしまった方、ぜひ当事務所にご相談下さい。

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